20230816 精霊流し

初盆の「精霊流し」と聞くと大体の人は灯篭流し的なイメージを持たれると思うが、長崎のそれは路上を装飾されたでかい船(見た目的には山車が近い)を曳いて練り歩き、めちゃくちゃ爆竹や花火を撒き散らすという伝統行行事です。

中国文化由来で、音や火は魔除けや祖霊を歓迎するという理由らしい。交流が盛んだった長崎ならではで良いな〜と思うのと同時に、終わったあとに路上一面に散らばる花火爆竹の残骸と酒缶その他のゴミを見ると「これが伝統ですか……」と気持ちになる。市内数十箇所に流された船の処理と路上の清掃は結局公共機関が担っているのでやりたい放題。特に今年は火事が起こったり警察に連れていかれる人間もいたので、なんかな〜……。

もちろんマナーを守りしめやかに流している方もいるので、よい方向で伝統が続いていけばいいな〜と思う。それこそさだまさしさんの歌みたいにね。

https://open.spotify.com/track/1MQRz3Dlwx6obUomYyHlAZ?si=QhBzXGY-SOSZ6JS_SM-mtQ